つれづれなること

日記です。

役に立たない日々

佐野洋子さんの「役に立たない日々」を読んだ。
自分の未来に想いを馳せる。
少し嫌になるけど、老後は今の日々の延長線にある。
今のように生活できるのは、あと何年ぐらいあるのだろうか。
生きてる=思うように動けるではない。
やり残しを多くしないために、もっとフットワークを軽くしよう。


とにかく生きてるだけで結構偉いな、人は。
そう読み終わった後に思った。
これほどこの年代の人の心の中を覗いたことはない。
だから、この自意識にまだ悩まされてるのか!、とか、こういう風に処理していくのか、とか、自分の祖母はどうなんだろう、とか、新鮮な視点をたくさん発見できた。
と同時に、みんな心の中ではこんなに複雑なのか、と考えると怖くもなったけど、自分だって結構複雑だしな。
充実した一冊だと思う。